お世話になります。みそぽてと本舗の新井です。
緊急事態宣言が発令され、落ち着かない日々が続きますね。
例年であれば、今頃は行楽シーズンということもあり、とても忙しい日々を送っていたところなのですが、今年は秩父の観光名所「羊山公園芝桜の丘」が休園、道の駅などの観光施設も休業が相次いでいる状況です。
当社もみそポテトの生産を抑え、現在工場を1週間程度休業するなど、大きな影響を受けております。
いつも通りの日常が早く戻ってくれることを願うばかりです。そのためにも今はとにかく外出せず、人に会わないよう努め、できることをやっていきたいと思います。
いま流行りの「在宅勤務」。
うちは製造業ですので在宅で出来ることは少ないのですが、ホームページの更新は可能です。時間もたっぷりあるのでじっくりブログを書きたいと思います。
ホームページを自作して4年が経ちました②(売上大幅アップ!)
さて、前回に引き続き今回のブログのテーマも「ホームページ」について。
ホームページを公開した効果や、どのようなターゲットを設定してページを更新していったのか、書きたいと思います。
Web活用セミナーに参加
ホームページを作成し、一通りのページ(会社概要、アクセス、販売店情報など)を公開してから約半年後、ちょうど地元で事業者向けの無料「Webビジネス活用セミナー」が開催されたので、これに参加しました。
ホームページコンサルタントの永友一朗さんが講師をされているセミナーだったのですが、自社ホームページを公開した直後ということもあり、腹に落ちるポイントが多く、すぐにでも実践してみたいと思えるアドバイスが満載でした。
セミナーを受講して参考になったのは、「読み手にとって得なことを発信する」という点です。
自社のホームページでは、あれもこれもPRしたくなってしまいますが、これは会社の主観であり宣伝臭がしてしまいがちです。
サイトを見る人の気持ちになって、読み手にとって得な情報を掲載していく必要があるという点を学びました。
ターゲットを絞り、「読み手にとって得なこと」を発信
セミナー受講後、具体的に改善した点を挙げていきます。
まず当社のサイトを訪れる方はどんな人が多いのかを考え、
- みそポテトという商品を知りたい人(みそポテト初心者)
- みそポテトを食べたい人(秩父を訪れた観光客)
- みそポテトを販売したい人(イベント出店業者、飲食店など)
この3つにターゲットを絞りました。
まず1ですが、みそポテトという商品はどんな歴史があって、どんな特徴があるのかなどの情報を充実させました。
このページはやはり全体の中でも閲覧数が一番多いです。
またみそポテトの作り方を知りたい人が多いと感じたので、レシピも掲載しました。「おばあちゃんが秩父弁でレシピを教える」という工夫も加えながら、ページを作りました。
このページもおかげさまでたくさんの方に閲覧いただいています。
続いて2は、実際に秩父を訪れた人から「みそポテトはどこで買えるのか」という問い合わせが多かったことから、販売店の情報をしっかりと掲載しました。
Googleマップのリンクをつけたりして、利便性も考えました。
最後に、3のターゲット向けに「業務用ページ」を作成しました。
当社は業務用みそポテトが主力商品なので、一番売り上げに直結しているページになります。
対象を「イベント業者」「飲食店」「業者以外」などに分けてページを作成しました。
イベント、飲食店、文化祭や地域のお祭りなどなど、お客様によってみそポテトの販売方法が違ってくるので、より具体的に販売している様子がイメージできるようなページ作りに努めました。
また永友さんがセミナーでも話されていましたが、「お客様の声」というのは説得力があるので、「みそポテト活用事例」として積極的に載せるようにしました。
この業務用ページをきっかけにして取引を開始したお客様は10社を超えており、売上の大幅アップにつながりました。
業者以外の方にも、「文化祭や職場のイベントでみそポテトを販売したい」という問い合わせをいただき、納品したケースも増えてきています。
まとめ
ターゲットを3つに絞り、「読み手にとって得なこと」を発信した結果、みそポテトの美味しさを広めることができ、新規開拓も成功して売り上げもアップさせることができました。
繰り返しになりますが、永友さんのセミナーはとっても参考になりました。
(毎年秩父で同セミナーを開催しているようなので参加をお勧めします!)
オンラインショップの運営や、SNSの活用についてはまた次回書きたいと思います!
【関連ブログ】
ホームページを自作して4年が経過しました①(WordPressでの作成)
ホームページを自作して4年が経ちました②(売上大幅アップ!)